お盆なのに3社参り

 8月13日は奥さんのおばさんの初盆で、電車に乗って初盆参り。

お寺は奥さんの菩提寺でもあるので結婚当初から奥さんのご先祖様にはお参りに

チョクチョク行ってました。3社参りの1社目の神社は、このお寺の目と鼻の先に

鎮座ましましていらっしゃいましたが、いつも素通りで神社の名前もいわれも

知らずじまいの状態でした。今回、お寺にお参りしてバスを待つ時間がありましたので

ふと、気になってお参りに行ってみました。この神社は、私の生まれ育った佐賀県

ゆかりのある神社でした。そうとも知らず、今の今まで、素通りしていたことをお詫び申し上げたい気持ちで?お参りしてきました。

 初盆のお参りには、別の目的もありました。まあこれが、本来の目的と言えば

仏さまに大変失礼になりますが、実は私が卒業して42年ぶりの大学の周辺を散策してその変わりようをこの目で見てみたいという気持ちがありまして、暑さにめげず行ってきました。様変わりは、交通手段から変化してました。地下鉄が大学のすぐ近くまで開通しており、バスですと、信号や車の混み具合ではスムーズに行けないところも簡単に

行けたところが、まずは驚きです。地下鉄の駅を出てしばらくすると、新しくできた

(移設した)正門が現れました。まさに、西日本では有数のマンモス大学と言われる

だけのものがありました。正門を横目に見ながら、南に下っていくと私が下宿していた

地域へと続きます。40年以上前の歴史の変化が、私の下宿していた周辺にもありました。その頃は、田んぼがあって何となくのどかさがまだありましたが、今では高速道路が走っており、周りはマンションや新しい現代風の家ばかり。「あのおばちゃんの家

この辺やったなあ」などと懐かしみながら、40年前を思い出していました。そこで、

思い出したのが神社。学生時代、空手の道場に通ってましたがその時、そこの道場主

の先生が、生徒を神社に集めて稽古をつけることがあったんです。神社はさすがに移転もせずそのまま残っているだろうと思い、昔を思い出いだしながら探してみたら、ありました。それも、立派になって。という表現は、神様に上から目線でしょうか?

私が学生の頃は、この神社は、鳥居もなく、ただ小さなお堂がだけがあって、周りが

ただ広かっただけの神社だったような気がします。私の記憶が間違っていれば申し訳ないですが、それが、今や鳥居もきちんと建てられ、拝殿も整備され、素晴らしい神社に

なっていました。新しく生まれ変わった神社にお参りしてきました。このお参りが

2社目です。

 目的は、卒業後42年ぶりに青春時代を懐かしむこと。その目的は達成されましたので

家族と約束した集合時間に間に合うように、帰りは地下鉄ではなくバスに乗っていきました。このバスも、このバスの行く景色も懐かしいものがありました。3年間同じ場所でアルバイトをして行きも帰りもこのバス、この風景でした。と、懐かしい風景や思い出に浸りすぎて、降りる予定のバス停を一駅通り過ぎてしまい、降りたバス停は、

有名な菅原道真公とゆかりの深い神社前のバス停、知らぬふりをして帰るのも大変失礼に当たると思いまして、3社目のお参りです。

 今年のお盆は、「弥永背振神社」「片江阿蘇神社」「水鏡天満宮」の神社の

3社参りも兼ねて、福大周辺の変わりように感動してと有意義な一日でした。