専業主夫の日々

 今や専業主婦という言葉は、なくなりつつあるように感じるのは私だけでしょうか?

女性が家にいて、家事全般をこなすのが当たり前の時代はとうの昔に終わって、今や

専業主夫の時代、男性が家にいて家事全般をこなす時代が今の時代と思っているのは

これまた私だけでしょうか?

 我が家は、いつの間にか私が専業主夫になってます。といっても、娘が一部の家事は分担してやってくれるので、プチ専業主夫の日々というところでしょうか?

プチでも、今までは完全に妻任せの家事が、たとえ、娘と分担とはいえ、戸惑うことばかり。例えば洗濯。洗濯機がやってくれるから、簡単?とんでもない。まずは洗剤の

量と柔軟剤の量を洗濯物の量に応じて入れることから始まり、洗濯機で洗えるものと

そうでないもとの分別作業もしないといけないそうです。(妻談)。洗濯物を洗濯機に入れるときもバランスよく詰め込みすぎず。が鉄則。さらには、洗剤と柔軟剤のストックには常に気にかけておき、まず容器の分がなくなったら、こまめに補充。このこまめに補充が隠れた家事だそうです。(妻談)。次に洗濯物を干すときは、陰干しする洗濯物とそうでないタイプは気を付ける。(これは、いまだにわかりません、適当にごまかしてます。)下着類、特に女性物は男性物と一緒にしてタオルなどと隠しながら干すのが常識?だそうです。我が家は田舎の一軒家、お隣さんも外干しですがそこまで気を使ってらっしゃるようには見えませんがね。

 料理もやってます。いや、やらざるを得なくなったというところでしょうか?

これも、娘と分担です。毎日娘にやってもらうのも気の毒だし、木、金、土、の三日間は、私が調理担当。でも、金曜日は必ずカレーの日と決めてます。なぜかというと、曜日がわかるようにということで、カレーにしてます。これは、自衛隊の海軍が長い海上生活で曜日の感覚がなくなるのを防ぐ目的で金曜日はカレーの日にされていると聞いたことがあったので(本当かどうかわかりませんが)、これに倣ってます。しかし、すべての家事が大変ですが、やはり大変なのは調理でしょうか。まず、何を作ろうかと悩みます。今までいつも妻が言ってた「今日は何食べたい?」の気持ちが少なからずもわかった気がします。今までまともに台所に立ったこともない私が、真剣に考えます。

「ビギナーのための簡単レシピ」をPCで検索したり、ユーチューブで調理の手順を見たりしましたが、とても、その内容は、私にとっては、ビギナーではありません。

ある時は、レシピに薄口醤油準備とあったので、醤油の「薄口」の意味さへわからず

(「薄口醬油」は味が薄いものと思ってました。)買ってきたら、妻から怒られました。「薄口醬油」って味が濃い醤油なんだそうですね。この醤油いまだに我が家では栓が開けられてません。こと料理に関しては、自慢ではありませんが、失敗は枚挙にいとまがありません。それでも、何とかインスタント食品でなく調理したものを出してます。妻や娘はどんな気持ちで食べてるのかわかりませんが、とりあえずは「おいしい」

という言葉をもらってます。

 専業主夫はこれからも続きます。今日も、妻は朝7時30分に家を出ました。私こと、

専業主夫は、洗濯をして、自分の食べた食器を洗って、昨日干した洗濯物の残りを片付けて、洗濯物を干して、と、午前中が終わりました。今日は金曜日、調理担当の私は

カレーを作る日です。